沿革

戦後の荒廃した世の中に映画を通じた娯楽を提供し、人々の暮らしに活気と明日への生産意欲をもたらしたい。
東京テアトルは、創業時の志を胸に、映画興行事業に留まらず、時代のニーズに沿って事業構造を変えながら、様々なサービスを創造し続け、人々の暮らしに彩りを与えることを使命に、歩み続けます。

設立趣意書 これからの日本は、世界平和に貢献する民主主義の、且つ文化的国家として再生すべきである。現状の如き虚脱的な、自棄的な生活から、一日も早く立ち直って新日本を再建しなければならない。そのためには、国民大衆に健全、且つ明朗な娯楽を提供し、その生活を潤い付け今日の労苦を慰め、明日の活気と生産意欲を充実せしめたい念願である。これを事業として発展させ、理想的な興行を行い、この文化的な重大使命を達成し、併せて国家に対してもご奉仕したい。 創業者 吉岡重三郎

年表

1946年

  • 6月
    東京興行株式会社創立
  • 12月
    「テアトル銀座」開館。<映画興行事業を開始>

1949年

  • 5月
    東京証券取引所再開と同時に株式上場

1953年

  • 4月
    「渋谷クラブハイツ」開店。<飲食事業を開始>

1955年

  • 10月
    東京興行株式会社が商号を東京テアトル株式会社に改称
  • 11月
    本社を東京都中央区銀座1丁目に移転

1960年

  • 4月
    テアトル東京にて『ベン・ハー』洋画上映日数最長記録樹立(当時)

1963年

  • 9月
    「神戸テアトルボウリングセンター」開場。<ボーリング事業を開始>

1968年

  • 10月
    「新宿テアトルビル」竣工。<不動産賃貸事業を開始>

1973年

  • 2月
    連結子会社テアトルエージェンシー株式会社(連結子会社株式会社メディアボックス)設立。<広告事業(現、ソリューション事業)を開始>
  • 10月
    グランドキャバレー「歌舞伎町クラブハイツ」開店

1975年

  • 4月
    「神戸テアトルボウリングセンター」閉鎖。<ボーリング事業から撤退>

1976年

  • 12月
    「ハッピードア下北沢店」開店。<小売事業を開始>

1980年

  • 1月
    「串鳥本店(串鳥1号店)」開店

1981年

  • 10月
    「テアトル東京」閉館

1982年

  • 12月
    「池袋ホテルテアトル」開館。<ホテル事業を開始>

1987年

  • 1月
    「テアトル東京」跡地に「銀座テアトルビル」竣工

1993年

  • 4月
    株式会社西友より映画館8館13スクリーン、株式会社西武百貨店より映画館3館4スクリーン運営受託
  • 9月
    株式会社パルコより映画館3館6スクリーン運営受託

1998年

  • 2月
    西武石油商事株式会社より不動産事業譲受け
  • 10月
    映画配給事業(現、映画制作配給事業)を開始

1999年

  • 2月
    連結子会社株式会社アルファハウジング設立。<不動産販売事業(現、中古マンション再生販売事業)を開始>
  • 7月
    映画『それいけ!アンパンマン』シリーズ(11作目より)配給開始
  • 12月
    「銀座テアトルビル」の土地建物を全て取得

2000年

  • 3月
    「ホテル西洋 銀座」直営化

2002年

  • 4月
    映画制作事業(現、映画制作配給事業)開始

2009年

  • 2月
    グランドキャバレー「歌舞伎町クラブハイツ」閉店
  • 4月
    日活株式会社より映画館5館19スクリーン運営受託
  • 8月
    制作作品『南極料理人』大ヒット
  • 12月
    株式会社シネカノンより映画館2館5スクリーン運営受託
©2009「南極料理人」製作委員会

2010年

  • 12月
    連結子会社テアトル商事株式会社清算結了<小売事業から撤退>

2013年

  • 5月
    「ホテル西洋 銀座」閉館。<ホテル事業から撤退>
  • 6月
    中古マンション販売事業から派生し個人向けワンストップサービス「リノまま」サービス開始

2016年

  • 11月
    配給作品『この世界の片隅に』大ヒット
  • 6月
    「串鳥」食材卸事業開始
©こうの史代・双葉社/「この世界の片隅に」製作委員会

2020年

  • 6月
    字幕版・吹替版制作会社アクシー株式会社の発行済株式の90%を譲受け連結子会社化

2021年

  • 1月
    配給作品『花束みたいな恋をした』大ヒット
©2021『花束みたいな恋をした』製作委員会